ヨーキョクデイ

100% pure impurities, which may imply some value. (j は虚数単位)

シャア専用マウス買った

3 年ぶりのマウス新調。チャタリングが気になってきたので。
今回は新機軸として、ロジクールのマウス M336 の赤をチョイスした。シャア専用とはこの色からイメージしただけである。ちょうどタイムセールで安かったので。

今まで、マイパソコンを初めてゲットして以来サンワサプライのマウスだけをチョイスしてきたのだが、浮気したくなったのだ。また、初めての無線。しかも Bluetooth。ただ、パソコンがそれに対応していないので、プラネックスの USB の Bluetooth なそれも購入。人気商品らしいので。
PLANEX Bluetooth USBアダプター Ver.4.0+EDR/LE(省エネ設計)対応 BT-Micro4

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ここ数年、同じ型のマウスばかり買い換えてきたので、いろいろととまどいがある。特に、ホイールの回転が非常に軽く、ちょっと触っただけで回ってしまう上、ホイールボタンが非常に重いため、まともに中クリックしようとするとホイールが回ってしまったりする。これに慣れるまでは Firefox でのブラウジングがつらいままであろう。誤算である。ただ、ホイールのチルト(これも初めて)がよい具合の軽さなので、これに中クリックを割り当てて対処している。ホイールの回転も、ホイールの脇を人差し指か中指で押さえる形で、ある程度の誤操作は避けられそう。運用でカバーということになるが、従来品よりもちょっとサイズが大きいことも含めて、自分の好きないわゆるつまみ持ちからの脱却は必至。

パソコン組んだった

先代が 5 年選手になって、それより前に買った流用パーツがあったりと寿命が近いと感じたため、先日新調した。

CPU
Intel / Core i5 6600 (3.3GHz)
CPU クーラ
ENERMAX / ETS-N30R-HE
マザーボード
ASRock / H170 Pro4
SSD 1/2
SanDisk / Extreme PRO SDSSDXPS-240G-J25 (240GB)
HDD 1
Western Digital / WD30EFRX (3TB)
HDD 2
Seagate / ST2000DM001 (2TB)(流用)
光学ドライブ
パイオニア / BDR-206JBK(流用)
メモリ
Crucial / CT2K8G4DFD8213 (16GB)
グラフィックボード
なし
ケース
Fractal Design / Define R5
電源
Seasonic / SSR-450RMS (450W)

というハードウェア構成で、OS は Windows 10 Pro 64 ビット版。新規購入分で総額 14 万弱。5 年は使える「中の上」を目指した。流用した HDD は酷使されているので、いずれ新調したい。今のところグラボはいらないかな。

SSD を初導入し、システム用ドライブと作業用ドライブと 2 台構成にしたわけで、起動の速さに感動。使用中もいい具合っぽい。

HERCULES のギタースタンドが壊れたので交換してもらった



というわけで、HERCULES のギタースタンドである GS414B が壊れた。高さ調節用のプラスチック部品があるのだが、これがもげたのだ。ゴムっぽい質感の素材が劣化してねばねばしていた。

絶望とともに、急な散財の必要を悲観したが、インターネッツ上には同製品が物故割れたという報告が多数見られ、仲間の存在に多少は安堵したが、その中に、輸入代理店に問い合わせると無償で交換してもらえるという情報がちらほら。朗報だった。のりさんのブログに詳しくまとめられているので挙げておく。

ameblo.jp
ameblo.jp

さっそくモリダイラ楽器にぶしつけなメールを送った。すると、やはり無償交換という対応にしてもらうことになり、新品を入手できることになったのだ。いくつかのメールのやりとりを交わし、最初の報告から 4 日後、赤フン兄貴によってブツが送られてきた。前例のように、到着時に故障品を引き渡すという方法だった。

このように、非常に好意的な対応をしてもらったモリダイラ楽器には足を向けて寝られない。そして交換事例をインターネッツの海に広げてくれた諸兄に感謝する。

おそらく、GS414B の脚に貼られた MADE IN CHINA シールに記載されている記号が生産時期を示していると思われる。故障品の当該記号は見ていないが、今回送られてきた物には A015I と記載されており 2015 年製かもしれないと判断でき、故障していないおそらく 2011 年購入品には A011D と記載されていて、2011 年製であると読めば、これは改良型なので(上記ののりさん情報による)、同様の症状は起こらないはず。

mbed で Eject-io っぽいのを実装して、mbed な踏切を動かす

www.adventar.org

Eject Advent Calendar 2015 の 14 日目。

Eject-io とは 2 年前に登場した次世代 I/O I/F であるらしい。

この Eject-io を模したシステムを mbed LPC1768(青 mbed)で作ったわけだ。eject コマンドのようなものを自力で再実装していたら、eject 対象のデバイスも自作したいよねということになったのがきっかけ。

本家のように、USB マスストレージクラス、特に USB 接続の CD-ROM ドライブとしてふるまい、パソコンなんかに接続して eject したりできるものだ。これの実装は既存プログラムの改変だ。

この USB MSC の実装をベースに CD-ROM ドライブとしてふるまうように最低限のコマンドを実装したりいらないものを削ったりしている。ソースは見せられないよ!

このために USB の B コネクタ(メス)が必要になったので買った。

www.switch-science.com

で、この Eject-io っぽいのは 1 ビットの状態を持っていて、それは論理トレイの論理開閉状態であって、論理オープン状態であれば出力ピン(ディジタル出力)が Hi に、論理クローズ状態であれば Low となる仕様である。

eject コマンドの先には物理トレイによる運動エネルギを与えるブラックボックス(物理ドライブ)が直結するわけではなく、電気的な装置があってもいいのだ。さらにその先に今までのように任意の装置を接続すればよいというのが Eject-io の根本的なアイディアだと思う。

これが最小構成の画像。
f:id:electrolysis:20151214171235j:plain

Windows 10 が認識するとこうなる。
f:id:electrolysis:20151214180636p:plain

eject コマンドで遊ぶのは手段であって目的ではないので、これを間違えると eject おじさんが憤慨するらしい。いわゆる Before Eject まででは満足しない。

ところで、以前 mbed で作った踏切のプロトタイプがある。踏切好きが高じた結果だ。そもそもこのために mbed を買った気がする。

これは踏切警報器(警報灯と警報音発生器のセット)のような何かと遮断機ような何かからなる。警報灯は LED(ディジタル出力)、警報音はライン出力あるいはアンプ経由でスピーカ(富豪的にリアルタイムで波形を作ってアナログ出力)、遮断機は RC サーボという具合だ。これをタクトスイッチ経由でオンオフさせる仕組みだ。こだわりがいろいろとあるが、詳しく書くと長くなるのでやめる。

でだ。ここからが After Eject の話である。

このスイッチを撤去し、Eject-io っぽいのの出力によってスイッチングできれば最高ではないかと思うわけである。物理スイッチを手で押す代わりに、パソコンからコマンド一発で制御できるのだ。

この Eject-io っぽいのの出力ピンを mbed 踏切のピン変化割り込みな入力ピンに繋いで、Low -> Hi、すなわち論理トレイの論理オープンで踏切が閉まり、その逆で踏切が開くというシステムを作ってみたのがこの動画だ。

ワイヤーネットで HDD をテレビに VESA マウントする装置を作った

俺が工作したくなる季節、それが冬。

テレビがそれなりに大きいのをいいことに、その裏が物置と化しており、整理が必要だったので。

まずは対象物。

テレビ
東芝 REGZA R3 32V
録画用外付け HDD
BUFFALO HD-LB2.0TU2/N(1kg くらい)

で、工事に使った金物とか。

六角ボルト
M6、長さ 12mm x2 (@15 円)
ワッシャ
M6、厚さ 1mm x2 (@5 円)
L 字金具
八幡ねじ 曲板 黒 L-60B No.61 x2 (@218 円)
ワイヤーネット
ダイソー 約 44cmx29.5cm 耐荷重 3kg くらい x1 (@108 円)
結束バンド
L=150mm W=3.6mm(100 本で 178 円)数本

という感じで 600 円程度のマウント装置を作った。

f:id:electrolysis:20151207215348j:plain

L 字金具で網をぶら下げる仕様。

テレビの仕様では、ねじ穴は 200mm x 200mm の間隔で付いていて、穴の深さは 13mm となっており、ボルトをそのまま入れるとボルトの頭部付近の部分が 2mm ほど余る感じだった。L 字金具が 2mm 厚で、ワッシャの 1mm が加わるので、ねじ部は 9mm しか入っていないと想定できる。15mm 長のボルトにすればよかったかもしれないが、VESA 規格に則れば何ら問題はないチョイスだと思う。

無線 LAN 周辺の工事で、ONU と(たぶん BBR-4HG か BBR-4MG と思われる)ルータとハブ (GS105) とその他コード類をワイヤーネットにくくりつけた一式を某所の壁に設置していった職人さんがいて、俺もこういうのやってみたい(コナミ缶)と思っていたので、このソリューションを選んだ次第。

パソコン周辺も、電源タップや LAN ハブやオーディオ I/F やらが無造作に置いてあるので、こんな感じでまとめておきたいのだが、どこに設置しようかという悩みが。パソコンケースのサイドパネルが有力候補ではあるが。

野球観戦

およそ 1 年ぶりにコボスタへ。西武戦。則本と岸の投げ合いで投手戦なのか貧打戦なのかよくわからない中、ウィーラーのホームランなどで 3-0 で楽天が勝利。

例によってソロ観戦であって、例によって往復の運転で無事疲弊。

(1+x^k) の乗積を展開したときの係数・その 4

今回は整数の分割から歩み寄る。

18 の "strict partition" を考えてみる。分割の最大成分ごとに分けて書くと、$$
\begin{align}
q_\infty(18) &= 46 \\ &= |\{18\}| \\ &\;+ |\{17+1\}| \\ &\;+ |\{16+2\}| \\ &\;+ |\{15+3,15+2+1\}| \\ &\;+ |\{14+4,14+3+1\}| \\ &\;+ |\{13+5,13+4+1,13+3+2\}| \\ &\;+ |\{12+6,12+5+1,12+4+2,12+3+2+1\}| \\ &\;+ |\{11+7,11+6+1,11+5+2,11+4+3,11+4+2+1\}| \\ &\; \vdots \\ &\;+ |\{7+6+5,7+6+4+1,7+6+3+2,7+5+4+2,7+5+3+2+1\}| \\ &\;+ |\{6+5+4+3,6+5+4+2+1\}|
\end{align}
$$である。そのうち、要素の上限が 7 であるものを考えてみる。

$$\begin{align}
q_7(18) &= 7 \\ &= |\{7+6+5,7+6+4+1,7+6+3+2,7+5+4+2,7+5+3+2+1\}| \\ &\;+ |\{6+5+4+3,6+5+4+2+1\}|
\end{align}$$

当然、18 の "strict partition" の一部として、成分の上限が 7 である 18 の"strict partition" が含まれる。で、その差を考える。

ここで、たとえば $ \{7+6,7+5+1,7+4+2,7+3+2+1\}$ と、それから 7 を除いた $ \{6,5+1,4+2,3+2+1\}|$ が 1 対 1 に対応すると考えて、各分割から最大成分を除去した物を考えて、$$\begin{align}
q_\infty(18) &= |\{0\}| \\ &\;+ |\{1\}| \\ &\;+ |\{2\}| \\ &\;+ |\{3,2+1\}| \\ &\;+ |\{4,3+1\}| \\ &\;+ |\{5,4+1,3+2\}| \\ &\;+ |\{6,5+1,4+2,3+2+1\}| \\ &\;+ |\{7,6+1,5+2,4+3,4+2+1\}| \\ &\; + |\{8,7+1,6+2,5+3,5+2+1,4+3+1\}| \\ &\; + |\{8+1,7+2,6+3,6+2+1,5+4,5+3+1,4+3+2\}| \\ &\; + |\{7+3,7+2+1,6+4,6+3+1,5+4+1,5+3+2,4+3+2\}| \\ &\; + q_7(18) \end{align}
$$となるから、$$
\begin{align}
q_\infty(18) - q_7(18) &= q_0(0) \\ &\;+ q_1(1) \\ &\;+ q_2(2) \\ &\;+ q_3(3) \\ &\;+ q_4(4) \\ &\;+ q_5(5) \\ &\;+ q_6(6) \\ &\;+ q_7(7) \\ &\;+ q_8(8) \\ &\;+ q_8(9) \\ &\;+ q_7(10)
\end{align}$$となる。前回、$$
q_r(r)=q_{r+1}(r)=q_{r+2}(r)= \cdots = q_\infty(r)
$$という関係を示したので、$$
\begin{align}
q_\infty(18) - q_7(18) &= q_{17}(0) \\ &\;+ q_{16}(1) \\ &\;+ q_{15}(2) \\ &\;+ q_{14}(3) \\ &\;+ q_{13}(4) \\ &\;+ q_{12}(5) \\ &\;+ q_{11}(6) \\ &\;+ q_{10}(7) \\ &\; + q_9(8) \\ &\; + q_8(9) \\ &\; + q_7(10) \\ &= \sum_{m=7}^{17}q_k(17-m)
\end{align}
$$とできる。これを一般化すれば、$$\begin{align}
q_\infty(r) - q_n(r) &= \sum_{m=n}^{r-1}q_m(r-(m+1)) \\ &= \sum_{m={n+1}}^r q_{m -1}(r-m)
\end{align}
$$とできそうである。ところで、$$
\begin{cases}
q_0(0)=1 \\ q_n(r)=0 & \qty(r < 0, r > \frac{n(n+1)}{2}) \\ q_n(r) = q_{n-1}(r)+q_{n-1}(r-n)
\end{cases}
$$という漸化式を思い出すと、右辺は$$
\begin{align}
& \sum_{m={n+1}}^r q_{m -1}(r-m) \\ =& \sum_{m={n+1}}^r \{ q_m(r) - q_{m -1}(r) \} \\ =& -\sum_{m={n+1}}^r \left\{ q_{m -1}(r) - q_m(r) \right\} \\ =& -[ \{q_n(r) - q_{n+1}(r)\} + \{q_{n+1}(r) - q_{n+2}(r)\} + \cdots \\ &\; + \{q_{r -2}(r) - q_{r -1}(r)\} + \{q_{r -1}(r) - q_r(r)\} ] \\ =& -\{ (q_n(r) - q_r(r) \} \\ =&\; q_r(r) - q_n(r)
\end{align}
$$と変形できて、$ q_r(r) = q_\infty(r)$ であるから、左辺と等しいことがわかる。

この総和部分はその変数が動く範囲からわかるように $ n+1 \leq r$ のときのみ効いてくるわけであって、逆に言えば $ n \geq r$ のときは $ 0$ である。前回、$ n \geq r$ のとき $ q_n(r) = q_\infty(r)$ となることを示したので当然の結果だ。

続かない気がする。