ヨーキョクデイ

100% pure impurities, which may imply some value. (j は虚数単位)

楽器については器用貧乏以下

ということで、楽器について。
俺には 2 つ上の姉者がいて、小学生のころにピアノを習っていた関係で姉者の部屋には電子ピアノがあった。また、小中高と吹奏楽も続けていて、そこでは打楽器一筋でやってきたようだ。姉者にはかなり影響を受けて生きてきているが、ミュージシャンである姉者へのあこがれからか、俺はなぜか小学校高学年のころにキーボードを買ったのであった。とはいえ、鍵盤楽器は音楽の授業で鍵盤ハーモニカを扱ったくらいで、特に何も弾けないままインテリアと化していったのだった。
中学に上がると、俺は日テレのバラエティ番組に傾倒するのだが、そんな中、芸人らが楽器やらバンドやらに挑戦するという企画があり、それらに多大なる影響受けた俺はキーボードの練習を始めるのだった。やはり姉者がたまに買っていたゲッカヨでコードを覚え、音楽の教科書を見つめたりする中で、音楽の構成がそれなりにわかってきたのがこのころであった。とある合唱曲の伴奏をそれなりに弾けるようになったのもこのころ。
同時期にはヴィジュアル系バンドなどが流行していたが、その影響もあってか、やはり中学生らしくギターを始める連中が多かった。俺も例によってギターが欲しいと思うようになるのだが、好きなバンドのベースがかっこよかったのもあり、他人とは違うことをしたいという発想もあり、あわよくばベースを始めようと思ったのだ。しかしながら 1 人では飽きるとか、弦を押さえるのが容易ではないなどという忠告もあり、結局エレキギターを買うのであった。
それからしばらくキーボードとギターを弾いていたのだが、高校に入ると姉者の出家に伴って先述の電子ピアノが俺の物となった。そんなこんなで鍵盤らとギターのある生活ということになったが、ものぐさで練習嫌いな俺は上達への道を選ぶことはなかったのだ。
それからおよそ 10 年。俺は 2 本目のギター、そして半年後には念願のエレキベースを買うわけである。さらに 1 年後には 5 弦ベースを買ってしまうから困ったものである。買うのはいいが、相変わらず練習はサボってばかりなので、どれも技術が一定レベルに達していないという状況である。