ヨーキョクデイ

いろいろ雑食

考察・口から生まれた

「口から生まれた」という言葉を最初に聞いたのは高校に入ってからなのだが、スキあらばしゃべり続けるようなヤツがクラスにいて、先生にそう揶揄されていたからなのだが。
ところで、この「口から生まれた」という状況はどういう生まれ方なのかというのがよくわからないから厄介なのだ。

  1. 親の口の中から出てきた
  2. 一般に頭が先に出てくるが、口が先に出てきた

前者は、「から」が出自を表すものとして理解した場合にはふさわしい解であろう。これの応用として桃太郎がいる。「桃から生まれた桃太郎」という言い回しもよく使われ、そのバリエーションの 1 つとしてのこの表現であると考えるのは自然だ。いわば口の権化、口太郎である以上は、よくしゃべるというのもわかる。これは「口の中から生まれた」の省略パターンである。
後者は、出産時の己に降りかかるリスクを顧みず、生まれるや否やしゃべりたいという決意が十二分に伝わるものである。生まれつきのおしゃべりさんとしてはこれ以上ない生まれ方であろう。これは「口から先に生まれた」の省略パターンである。
普通は後者として考えられているようだが。