ヨーキョクデイ

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山寺登山

かの有名な山寺・立石寺で本尊の薬師如来が開帳されているので拝観しつつ、山寺の石段を登ってきた。
この開帳は 50 年に 1 度ということなので、次回は生きている自信がないし、今年は山寺に行こうと思っていたのでタイミングはよし。
重文の薬師如来坐像は一番下の根本中堂なるところにいるのだが、自分が到着したときには境内への石段半ばから行列ができており、さらに根本中堂内部でもどこぞのネズミーランドのような人の列。曼荼羅を眺めつつ何十分か並び、奥の仏像ゾーンへ。まずは向かって右奥の文殊菩薩を拝む。そして薬師如来を拝むこととなった。例によって両サイドには日光菩薩と月光菩薩。バックには十二神将。手前に不滅の法灯。最後に左奥の毘沙門天を拝む流れ。聖☆おにいさんによると、薬師如来が持つ薬壺にはニベアのハンドクリームが入っているらしい。

そんなこんなで、隣の山寺日枝神社を参拝し、御朱印を入手。これが当初の目的だったかもしれない。

さらに進み、山門をくぐり、1015 段あるという石段へ挑む。これを登るごとに煩悩が消えるらしい。

とりあえず登ればいいので、奥の院まで一気に駆け上がるわけだが、仁王門からが苦行で、石段が急になる上に、夏日ということでかなり消耗する。仁王門の連中に地獄行きを命じられたのだと感じた。山門から 15 分ほどで奥の院に到着。この時点で煩悩は未だ健在であった。

あとは脇道に逸れたり写真を撮ったりしながら下る。
納経堂。

神社臭のする開山堂は彫り物がすばらしい。

心配していた膝痛は免れた。

聖☆おにいさん(8) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(8) (モーニング KC)


石段は羽黒山の半分以下の段数だが、羽黒山のほうが楽かも。